ストラとキャスター

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【音楽】POLYSICS新メンバー「ナカムラリョウ」とはこんな人で、POLYSICSはこの後こうなる!の予想

もうすっかり秋ですね、こんばんは、ストラです。

今日は、なんとしても今日中に書かねばならない、大好きなバンド POLYSICSポリシックス) に新メンバーが加入したよ!その人が好きなアーティスト ナカムラリョウ で小躍りしているよ!というブログです。

おめでトイス

新譜が出る、ツアーもやる、というのも当然楽しみではあるのですが、近年ライブに通っていた科楽特奏隊のメンバー、ナカムラリョウが加入する、というのは、これからのPOLYSICSにとっても、当人にとっても滅茶苦茶プラスになるだろう、と考えてます。

以下敬称略で話を進めます。

POLYSICSとは

1997年、アメリカのNew Waveバンド“DEVO”に憧れたハヤシが高校生の時に結成。バンド名の由来は、KORGシンセサイザーPOLYSIX”から。全員揃いのツナギにバイザーという奇抜な出で立ちに加え特異なパフォーマンスと、爆音ギターとシンセやヴォコーダーなどのコンピューターミュージックを融合させた唯一無二のサウンドで一躍注目を浴びる。

POLYSICS OFFICIAL WEBSITE || ポリシックス オフィシャル ウェブサイトより

ジャンルで言うとよく言われるのが、ニューウェーブパンクって括りなのですが、ピコピコパンクと言われたほうが分かりやすいような気がします。

言葉から想像したイメージとかなり合ってる感じしません?

いわゆる売れ線の曲をやるバンドではないのですが、ライブでのパフォーマンスが評判のバンドであり、メンバーの変遷が時々ありながらも、今年で20周年を迎えるバンドでもあります。

ちなみに、今から聴くなら、ちょうど20周年で発売されたベストアルバム『Replay!』から聴くのがオススメです。

 20年も続けながら、やんちゃさは変わらず、常に新しい曲やパフォーマンスをライブでやり、そして歌詞の内容に一切意味がない、というのはそうそうできることではないと思う。

ナカムラリョウってどんな人

1人バンド「ナカムラリョウと前未来」のサイトにあるプロフィールから一部抜粋にもなりますが、以下の通りです。

  • 伊福部昭ゴジラ劇伴で音楽に目覚める
  • 2001年~2011年にロックバンド「throwcurve」のギターボーカルとして活動
  • 2011年~2014年に人数不定のニューウェーブバンド「The Future Ratio」のギターボーカル
  • 2012年~ 特撮曲カバーバンド「科楽特奏隊」のギター(地球名「遼秀樹」で活動)
  • ソロワークとして、映画やアニメの劇伴、サポートミュージシャン(Mayu、ラブリーサマーちゃん、おやすみホログラム)、グラフィックデザイナーとしての活動

この中にもある通り、特撮ニューウェーブというワードがPOLYSICSのオリジナルメンバー、ハヤシヒロユキと大きく共通する所になります。2人とも円谷公認で音源を出したのも共通ですね(ナカムラは科楽特奏隊で『ウルトラ・ザ・ロックス』、ハヤシはPOLYSICSで『HEN 愛 LET'S GO! 2 ~ウルトラ怪獣総進撃~』)。

POLYSICSのメンバー加入はドラムのヤノ以来で10年以上前にさかのぼりますし、4人体制はカヨ卒業以来、ハヤシ以外にギターを弾くメンバーとしては初めてなので、ここからどうなるか、という想像が膨らみます。

1人バンドの音源は自ら行っていることから、打ち込みもできますし、貼ったMVにはありませんが、曲によってはシンセサイザーも弾けたりとなんでも出来る人なのです。

それで次の新譜どうなるのよ

2017年10月現在、POLYSICSの一番最近出た新曲に「Tune Up!」という曲があります。

活動20年の間に着用したステージ衣装が一同に揃う、という所でこれまでのファンにはたまらないMVとなっているのですが、それ以外に注目すべき所は、ファンク調の曲調にあります。

今までこのような曲をPOLYSICSではやっていなかったのですが、これもニューウェーブと言うことができる1つの曲調なんですね。1974年から1991年まで活動した、Talking Headsトーキング・ヘッズ)というバンドがその代表格になります。

このバンド、当初はパンクバンドだったのですが、途中からアフリカ音楽のビートを曲に取り込むことでファンク調の曲が増え、大成功を収めたバンドです。

ここでナカムラリョウがギターボーカルを担当していた The Future Ratio のMVを見てみましょう。

曲名は「It's Only Talking Heads」、そのまんまです。MVの発表は2011年と結構前なのですが、それでも古さを感じない、むしろ今の流行りとかこんな一面もあるのでは、とさえ。

ちなみに歌詞に「真っ赤な顔の奴らがこちらを見てる」というフレーズがありますが、これはTalking Headsのアルバム『Remain in light』のジャケットを表していて、その後も連想させるような言葉が飛び出します。

このようにニューウェーブと言っても、かなり幅が広く取れるのですが、恐らくこういった曲が次の新譜では増えるのではないか…?と予想します。

ちなみに(もう1つ予想と確定事項2つ)

ちらっと紹介したのですが、ナカムラリョウはグラフィックデザイナーもやっていて、ナカムラリョウと前未来では自らグッズデザインも行う他、オワリカラのCDジャケットやグッズデザインも手がけています。

「Love」って発した波形をプリントするとか、「NICE MIDDLE」をキャップにあしらうとか、センスが光ってます。

とこのように氏の手がけるグッズはデザインが滅茶苦茶洒落ているのですが、POLYSICSでも氏の手がけるグッズが出るんじゃないかな、と予想します。

そしてこれは確定事項なのですが、「Buggie Techinicaで好きなアーティストの名前呼ばれるようになるの絶対にアガる」ということを挙げさせていただきます。俺得。

 

最後にですが、

 

科楽特奏隊、明日渋谷でワンマンです。

皆で見よう!

ではでは。